2023年クラブミュージック Disco House(ディスコハウス)編
2023年最新の洋楽ダンスミュージック~クラブミュージック紹介コーナーです。
クラブミュージック : ディスコハウス編
現代に継承されるNorthern Soul/NY Garageの伝統
ソウル・R&B・ディスコなどのサンプリングによって制作されるディスコハウス型のクラブミュージック選(フレンチハウス、ニューディスコ、ジャッキンハウス、ファンキーハウス、ヴェイパーウェイヴ、旧譜リミックスを含む)です。ディスコミックスにするも良し、他のクラブヒットに混ぜ込んでスパイス~起爆剤にするも良し、近年のクラブミュージックに欠かせなくなってきたアイテムです。
テクノ勢を中心として、ディープハウス勢、フレンチ勢、ガラージ勢、エレクトロ勢、EDM勢まで多くのDJが参戦して盛り上がりを見せるこのジャンル、当分の間は流行が続きそうです!
最近のトレンドにあるのは過去の有名ディスコクラシックをまるごと4つ打ちハウス化したようなベタなものではなく、カットアップのセンスやクレート・ディギングのネタを競っているという点に注意です。
Alex Martyn – Dance The Night Away [2022-2023.1]英
スコットランドのDJ/プロデューサー Alex Martyn(アレックス・マーティン)によるディスコハウス、BBC Radio 1 ローテーション曲。原曲は英国の歌手/女優/タレントのLulu(ルル)がエルトン・ジョンのレーベルからリリースしたのに当時はあまり売れなかった1979年の「I Love to Boogie」。

Alex Martyn – Dance The Night Away 原曲を表示
Billen Ted, Punctual – Blessings [2023.1]英
Never Dull – Blessings [2022.10]米
ロンドンのDJデュオ Billen Ted(ビレン・テッド)とブリストルのDJデュオ Punctual(パンクチュアル)のコラボ曲、BBC Radio 1 ローテーション。加えて昨年はマッシュアップ曲「Gypsy in my Mind」からダンスポップヒット「Deep Down」を生んだNever Dull(ネヴァー・ダル)のネタがかぶった新作。原曲は80s初期あたりの有名曲のはずですが思い出せず眠れません! こういう時に限ってWhoSampled も Shazam も助けにならない……誰か助けて~!!


Sam Smith – I’m Not Here To Make Friends [2023.1]英
1月27日に4thアルバム『Gloria』をリリースしたサム・スミスより最新ディスコポップ、BBC Radio 1 ヘビロテ。私は2:13~の聖水プレイで椅子から転げました。

Barry Can’t Swim – Like The Old Days [2022.11]英
スコットランド・エジンバラの音楽プロデューサー Barry Can’t Swim(バリー・キャント・スウィム)より、BBC Radio 1 ローテーション曲。

BUGSY – Sick & Tired (Dirty Channels Remix) [2022.10]伊
ミラノのDJ/プロデューサー BUGSY(バグジー)より、BBC Radio 1 ローテーション曲。

BDK – All I Want [2022.11]英(北愛)
ベルファストのDJ/プロデューサー BDKより、BBC Radio 1 ローテーション曲。

SHEE – Disco Machine Sound [2022.11]アイルランド
アイルランド・キラーニーのDJ/プロデューサー SHEEこと David Sheerinより、BBC Radio 1 ローテーション曲。

LF SYSTEM – Hungry (For Love) [2022.10]英
「Afraid To Feel」を大ヒットさせたスコットランドの音楽プロデューサー/DJデュオ LF SYSTEM(LFシステム)の後続ヒット、BBC Radio 1’s Hottest Record。
