Nu Disco(ニュー・ディスコ)とは – 音楽ジャンル Part 6

公開日:  最終更新日:2018/12/02

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Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 1 90年代後半~2000年
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 2 2001年~2004年
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 3 2004年~2013年
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 4 2014年~2017年
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 5 2018年前編
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 6 2018年後編

 

2018年 後編

モール・グラブの2018年ヒット、MOVE

ローファイ・ハウスから誕生したNu Disco(ニュー・ディスコ)ヒット!

Young Romanticという正体不明のアーティストからリリースされたこの曲の実体は、Lo-Fi House(ローファイ・ハウス)の雄、オーストラリアのMall Grab(モール・グラブ)によるインストゥルメンタル曲「Feel Good House」をベースにヴォーカル版「Feel Good House (EAcapella)」としてリリースされていた曲から、ローファイ成分(歪み)を抑えて別名で一般向けに再リリースされたものです。90年代後半、Stardust時代の古典的なフィルターディスコのスタイルながら2018年の夏ヒットに。

Young Romantic – MOVE (Time to Get Loose) [2018]

MOVE オリジナル曲

Mall Grab – Feel Good House (EAcapella) [2018]豪

 

強力なキラーチューンを放り込んできた The S-Men(ジ・エスメン)の実体は90年代初期から「Underground Solution – Luv Dancin’」「Another Chance」等の大ヒットをリリースしてきたRoger Sanchez(ロジャー・サンチェス)、DJ Sneakらディープハウス系の大御所DJ陣!1997年のデビューシングルから20年もの間放置され続けてきたユニットを再始動させ、リリースした2ndシングルです。これぞシカゴハウス~NYガラージの残党オヤジ達のパワー!

The Smen – Who We Are (Jacked Mix) [2018]米

 

原曲は1978年Melba Moore「You Stepped Into My Life」。

Mella Dee – Donny’s Groove [2018]英

 

2018年に知名度を上げたPeggy Gou(ペギー・グー)による、2001年のニューディスコ・アンセム「At Night」のアシッドハウス・リミックスです。ローランドTB-303 もしくはそのクローンによるアシッドサウンドの効かせ方が非常に上手い彼女は今後も活躍しそうです。

Shakedown – At Night (Peggy Gou’s Acid Journey Remix)スイス/韓/独

 

原曲は1970年Honey Cone「Girls It Aint Easy」。

Finn (Finn McCorry) – Sometimes The Going Gets A Little Tough (Mella Dee Going Got A Bit Tougher Mix) [2018]英

 

Friend Within – The Truth [2018]英

 

Mercer – Fireworks [2018]仏

 

Crush Club ft. Supermini – We Dance [2018]米

 

Friendly Fires – Heaven Let Me In [2018]

 

Handbraekes(Mr. Oizo & Boys Noize) – Discow [2018]

 

 

どこまでがNu Discoなのかという課題

古いディスコソングを見つけてリズムトラックと合わせるという作業は、ガラージ・ハウス(ディープハウス)系のDJにとってはお手のものであるため、このタイプのトラックはいくらでも量産されてしまう傾向があります。

ハウスミュージックそのものがニューディスコ的手法により発展し、ニューディスコの楽曲の大部分がハウスのサブカテゴリに属しているため、HouseもしくはNu Discoのどちらのタグをつけることも可能な曲が多いのです。

特にBeatportやJuno、Discogs などでは判断不能のときに、ひとまずシンプルに「Disco」や「House」などと記載するケースが多く、実際にはディスコ・ハウス(=すなわちニューディスコの別名)に当てはまることもよくあります。

カテゴリをくっきりと分けてコンパイルしようとする日本人の悪い癖を捨て、境界の曖昧なそれらの楽曲を適度にミックスして使用するのが正しい形だといえるでしょう。

また、ニューディスコとはサンプリングによって制作されたディスコ・ハウスのみを指す訳ではなく、バンドによって新たに制作された楽曲も含んでいます。Traxsourceがハウス系のNu Discoとロック系Indie Danceを混在させてカテゴライズしているように、ロックバンドやR&Bバンドの楽団としての機能は新しいサウンドを創造する推進力として欠かせず、互いに補完関係にあるため、本コラムでも双方を織り交ぜて紹介しています。

オンライン店、Beatportが「Nu Disco」というジャンル名誕生のきっかけであったものの、音楽界の権威という訳ではないため、以降のジャンル分けについては各媒体の評論を参考に、自分の耳と解釈で聴き分けるのが良いと思われます。

 


 

つづく

 

Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 1 90年代後半~2000年
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 2 2001年~2004年
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 3 2004年~2013年
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 4 2014年~2017年
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 5 2018年前編
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 6 2018年後編

 

 

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