Nu Disco(ニュー・ディスコ)とは – 音楽ジャンル Part 4

公開日:  最終更新日:2018/02/18

ランキング・オブ・2017 洋楽ベスト
Todd Terje

Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 1 90年代~2000年
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 2 2001年~2004年
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 3 2004年~2013年
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 4 2014年~現在

 

2014年~2016年

ノルウェーのトッド・テリエによるSpace Disco(スペース・ディスコ)テイストのヒット曲「デロリアン・ダイナマイト」。タイトルにも方向性が表れていますね。

Todd Terje ‎– Delorean Dynamite [2014]ノルウェー

 

イビザ・アンセム「Coma Cat」でも知られるTensnake(テンスネイク)のヒット曲。EA Sportsのサッカーゲーム「FIFA 15」のサウンドトラックにも収録されています。

Tensnake feat. Thabo – Pressure [2014]独

 

UKのハウスDJ/音楽プロデューサー、フリオ・バッシュモアのヒット曲。Salsoul レーベルのフィリーソウル有名曲からのサンプリングです。

Julio Bashmore – Holding On ft. Sam Dew [2015]英

Holding On原曲

Inner Life – Make It Last Forever [1981]米

 

JunoとBeatportでNu DiscoなのかSoul/Funkなのか見解が分かれるところですが重要曲なのでリストイン!Mayer Hawthorne(メイヤー・ホーソーン)率いるTuxedo(タキシード)によるChic(ナイル・ロジャース)のストリング使いが印象的なヒット曲。Kaytranada(ケイトラナダ)のリミックス版も人気です。

Tuxedo – The Right Time [2015]米

 

Four Tet(フォーテット:英)、Calibou(カリブー:カナダ)等と並ぶDigger(ディガー)であるUKの音楽オタクDJ、ミッドランドの曲。

Midland – Final Credits [2016]英

Final Credits原曲

他にもGladys Knight & The Pips – Neither One of Us (Wants to Be the First To Say Goodbye) をサンプリング。
Lee Alfred – Rockin-Poppin Full Tilting Pt.1 [1980]米

 

2017年

80年代に2人ともHIVで亡くなってしまったPatrick Cowley & Sylvester「Do Ya Wanna Funk」をサンプルした大ネタ使いのディスコ・ハウス!

Purple Disco Machine – Body Funk [2017]独

 

ダフト・パンクプロデュースによるオーストラリアのレトロポップ・バンド、Parcels(パーセルズ)の2017年ヒット曲。

Parcels – Overnight [2017]豪

 

オーストラリアのConfidence Man(コンフィデンス・マン)より、オリジナルバージョンの方がド派手なキラーチューンですがこちらはNu Disco調のリミックス版です。

Confidence Man – Boyfriend Lindstrōm & Prins Thomas Remix [2017]豪

 

1997年にStardust(スターダスト)が打ち出したサウンドの影響は大きく、その20年後、2017年最新のNu Discoヒット曲でも継承されています。2017年にはDrum’n Bass(ドラムンベース)のHigh Contrast(ハイ・コントラスト)からノスタルジックなNu Discoヒットが登場しました。

High Contrast ft. Boy Matthews – The Beat Don’t Feel The Same [2017]英

 

2017年よく耳にしたディスコ・ハウスです。UKの音楽プロデューサー、Midland(ミッドランド)主催のRegraded Recordsから。

Gerd Janson & Shan – Surrender [2017]独

原曲

Rainbow Brown – Till You Surrender [1981]米

 

Mella Dee – Techno Disco Tool [2017]

Techno Disco Tool原曲

Sister Sledge – Pretty Baby [1980]

 

米国の有力音楽評価サイトGorilla vs. Bear2017年のNo.1ソングに選出されたカナダ トロントのインディー・ダンス/エレクトロポップ・バンド、Men I Trust(メン・アイ・トラスト)のニューディスコ・ソング!

Men I Trust – Tailwhip [2017]加

 

 

2018年 Deep Houseの逆襲?

2017年よりDeep House(ディープ)ハウス系のアーティストによるディスコ・ハウス型のニューディスコが活発化しています。今後の成り行きに注目!

 

イビザ・アンセム「Horny」で有名なMousse T.の最新ヒット。

Mousse T. featuring TAZ & Inaya Day – Rock The Mic [2018]独

 

Deep House(ディープハウス)とニューディスコの中間的な性格を持つPeggy Gou(ペギー・グー)の最新ヒット!フランス語や南米圏の言語のように聞こえますがよく聴けばなんと韓国語!いわゆるK-POPとは無関係な本物のダンス・アンダーグラウンドの舞台で、アジアの言語でも世界で勝負できることを証明してしまったという意味で衝撃的な曲です。日本よ、大衆ポップにうつつを抜かしてないでもっと頑張れ!!

Peggy Gou – It Makes You Forget (Itgehane) [2018]独/韓

 

Candido – Jingo [1979]のRiddimを下敷きにしたディスコトラック

Illyus & Barrientos – So Serious [2018]

 

 

どこまでがNu Discoなのかという課題

古いディスコソングを見つけてリズムトラックと合わせるという作業は、ガラージ・ハウス(ディープハウス)系のDJにとってはお手のものであるため、このタイプのトラックはいくらでも量産されてしまう傾向があります。また弾数の多いHouse/Electroと呼ぶよりも「Nu Disco」のタグを付けた方が売れやすくなる事情もあります。

BeatportもしくはJunoで、Nu DisocとなっていなくてもDisco/Houseとなっているものはディスコ・ハウス(=すなわちNu Discoの別名)の扱いで、Nu Discoに当てはまる可能性は高いといえます。上記の「Surrender」のような単なるディスコループのトラックもBeatportでは「House」の扱い、Junoでは「Disco/Nu-Disco」の扱いとなっており、ショップによってまちまちといったところです。

オンライン店、Beatportが「Nu Disco」というジャンル名誕生のきっかけであったものの、音楽界の権威という訳ではないため、以降のジャンル分けについては各媒体の評論を参考に自分の耳で聴き分けるのが良いと思われます。

 


 

つづく

Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 1 90年代~2000年
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 2 2001年~2004年
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 3 2004年~2013年
Nu Disco(ニュー・ディスコ) Part 4 2014年~現在

 

 

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