Grime(グライム)とは – 音楽ジャンル

公開日:  最終更新日:2018/09/03

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意味

2000年代初期に興った音楽ジャンルの一つ。UK Garage(UKガラージ)やJungle(ジャングル)を含む英国のエレクトロニックミュージックスタイルから発展したものでダンスホール(レゲエ)、ラガマフィン、ヒップホップ等から影響を受けています。

BPM130~140程度のピッチが速くシンコペーションを用いたブレイクビーツに代表され、アグレッシブで粗くチープな電子音を特徴としています。

元々Rinse FM(リンスFM)のような海賊ラジオ局やアンダーグラウンドシーンで広まった音楽で、2000年代中期にはDizzee Rascal(ディジー・ラスカル)、Kano(ケイノ)、Lethal Bizzle(リーサル・ビズル)、Wiley(ワイリー)といったアーティストがメインストリームに登場しました。

2010年中期にはSkepta(スケプタ)などのヒットを皮切りに再び注目を集め、UKにおけるPunk(パンク)以来の重要な音楽的発展と評されています。

ラップという共通の音楽的要素を持つことからUKヒップホップの一形態とみなされがちですが、由来をUKガラージに持つグライムにおいてはラップは必須ではなくトラックの方が主体であり、歌モノやインストゥルメンタルの楽曲としても成立するところが大きな違いとなっています。

 

グライムの代表曲

Pay As U Go Cartel – Champagne Dance [2001]

 

Wiley Kat – Eskimo [2002]

 

ちょうど2 Step Garage(ツーステップ・ガラージ)とグライムの境目にあたるアンダー・グラウンド・ヒットです。2 Stepのリズムパターンを採りながら、2000年代前半の初期グライムの楽曲制作に影響を与えた曲として知られています。

Musical Mob – Pulse X [2002] UK Garage/2 Step/Grime

Pulse Xの影響を受けているディジー・ラスカルのグライム・ヒット、I Luv U

Dizzee Rascal – I Luv U [2002]

 

Wiley – Wot U Call It? [2004]

 

クラブで禁止されたいわくつきの曲、POW!

UKチャートで初めて20位以内(最高11位)にランクインしたグライムの代表曲。フロアがモッシュ状態となってしまう事に怒ったクラブオーナーがDJブースに「Do not play Pow!」を掲げたというエピソードつきの人気曲です。

Lethal Bizzle – POW (Forward) [2004]

 

D Double E – Streetfighter riddim [2010]

 

グライム・リバイバル 2014年~

Skepta ft. JME – That’s Not Me [2014]

 

The Square – Pengaleng [2014]

 

Trap(トラップ)とGrime(グライム)のハイブリッド、「German Whip」

トラップの要素もふんだんに持つ、グライムの大ヒット曲です。

Meridian Dan ft Big H & JME – German Whip [2014]

 

遂にカニエ・ウェストまでがグライムに参加

Kanye West Ft. Allan Kingdom & Theophilus London – All Day (Live At The 2015 BRIT Awards)

 

Stormzy(ストームジー)の知名度を上げた Shut Up

Stormzy – Shut Up [2015]

 

Ghetts – Know My Ting ft. Shakka [2017]

 

Ramz – Barking [2018]

 

 

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