Masters At Work(マスターズ・アット・ワーク)

公開日:  最終更新日:2023/09/16

アーティスト情報まとめ

読み方

マスターズ・アット・ワーク。頭文字をとってMAWと略記。

詳細

Kenny “Dope” Gonzalez(ケニー・ドープ・ゴンザレス)、”Little” Louie Vega(リトル・ルイ・ヴェガ)の2人からなるDJユニット、プロダクションチーム。故Frankie Knuckles(フランキー・ナックルズ)に次ぐハウスミュージック界の重鎮である。HardDrive(ハードドライブ)、Nu Yorican Soul(ニューヨリカン・ソウル)名義でも活動した過去がある。

代表曲

Discogs – Masters At Work ディスコグラフィー

Discogs – Nuyorican Soul ディスコグラフィー

Discogs – Louie Vega ディスコグラフィー

Discogs – Kenny “Dope” Gonzalez ディスコグラフィー

 

マイケルの「Rock with you」リミックスも手掛けました。

The Ha Dance

エディ・マーフィーとダン・エイクロイドの音声をサンプリングしたヴォーギングの定番曲。基本的にはルイ・ヴェガの「2 in a Room」時代のサウンドの延長にあり、Kevin Aviance(ケヴィン・アヴィエンス)の「Cunty」等の楽曲につながってゆきます。

Masters At Work – The Ha Dance(ザ・ハ・ダンス)[1991]

サンプリングネタはエディ・マーフィーの映画「大逆転」より。1988年の「Seduction ‎– Seduction」あたりから使われ始めたネタです。

Boo-bwele-Boo-bwele-Boo-bwele-ah-HA. Trading Places on the Train [1983]

Barbara Tucker – Beautiful People

NYガラージハウス、現在ではディープハウスと呼ばれる音楽の超有名曲。作曲には妻のIndia(インディア)、Barbara Tucker(バーバラ・タッカー)と共にLouie Vegaも名を連ねています。Masters At Work の全面プロデュース曲で、サビのフレーズ「Deep deep down inside…」はHardrive名義の「Deep Inside」で使用されています。(リリース年は逆)

Barbara Tucker – Beautiful People [1994]

Deep Inside

HardDrive名義でのリリース。自身らが制作したBarbara Tuckerの「Beautiful People」のサビのフレーズを全面的にサンプリングした有名曲で、ヴォーギング向けの定番曲でもあります。2016年 Kanye Westの「Fade」でサンプリングされることに。

Hardrive – Deep Inside [1993]

I Can’t Get No Sleep

Celia Cruz(セリア・クルース *2003年没)、La Lupe(ラ・ルーペ *1992年没)に次いでサルサの女王となったルイ・ヴェガの妻 India(インディア)を起用。Indiaの圧倒的な声量をフルに活かしたハウスの名曲。PVにはヴォーギングの生みの親にしてマルコム・マクラーレン「Deep In Vogue」への出演やマドンナ「Vogue」の振付で知られる、Willi Ninja(ウィリー・ニンジャ)が出演しています。(2006年HIVで没。R.I.P.)

Masters At Work Feat. India – I Can’t Get No Sleep [1993]

参考:Vogueing(ヴォーギング)の祖、ウィリー・ニンジャ関連曲

 

The Nervous Track

90年代ハウスミュージックのひとつの到達点。ディスコ界のレジェンドDJ、デヴィッド・マンキューソ(2016年逝去)のレパートリーにも加えられました。高度に洗練された傑作Jazzy House(ジャジーハウス)。

Nu Yorican Soul – The Nervous Track [1993]

Runaway

ルイ・ヴェガの妻、Indiaを起用して、The Salsoul Orchestra(サルソウル・オーケストラ)& Loleatta Holloway(ロレッタ・ハロウェイ)の名曲「Run Away」をカバー。90年代クラブシーンのメガヒット曲です。

Nuyorican Soul Feat India – Runaway [1996]

 

Masters At Work featuring India – To Be In Love [1997]

Masters At Work – To Be In Love (MAW ’99 Mix) [1999]

2001年 Work

Masters At Work feat. Puppah Nas-T & Denise – Work [2001] Soca House

Work オリジナルVersion を表示

 

 

“Little” Louie Vega の関連曲

80sのこんな曲にもプロデューサーとして顔を出していることから、ルイ・ヴェガのルーツが80sのFree Style(フリースタイル)にあることが良く分かります。

Free Styleとはプエルトリカンの音楽と黒人のHipHop、ドラムマシンによる電子音楽が融合した楽曲。プレステでGrand Theft Auto:Vice City(グランド・セフト・オート・バイスシティ)をプレイしてみれば大量のFree Styleミュージックが堪能できます。

Noel – Silent Morning

The Cover Girls – Because Of You (prod. by Little Louie Vega) [1987]

PWL(ストック・エイトキン・ウォーターマン)の12インチ盤でFree Style風の味付けのためリミキサーとして登用されました。

Eighth Wonder – Cross My Heart (Club Mix: Special 12 Dance Mixes by Little Louie Vega)

Eighth Wonder – I’m Not Scared (Louie Vega Club Mix)

ルイ・ヴェガプロデュース、1989年のクラブヒット。Ellis D(エリス・D)の「Just Like A Queen」等のヴォーギング向けハウス楽曲に影響してゆきます。

2 in a Room – Take me Away [1989]

ルイ・ヴェガの別名River Ocean名義でのリリース。ドラミングはケニー・ドープ、ヴォーカルはカミさんIndia(インディア)。

River Ocean ft. India – Love & Happiness [1994]米 Tribal House/Latin

 

Kenny “Dope” Gonzalez の関連曲

Chicagoの「Street Player」をサンプリングしたイビザ・クラシックとなったヒット曲。

The Bucketheads(Kenny “Dope” Gonzalez) – The Bomb [1995]

Chicago – Street Player(1979)

 

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • カテゴリー

  •  

  •  

    イベント情報








    チャート情報











    データベース







    情報サイト



























    レーベル・レコード会社





PAGE TOP ↑